伝承者特性について
伝承者にはそれぞれ固有の伝承者特性が設定されています。
伝承者特性は個々の伝承者に固有の名前が割り当てられていますが、名称が異なっても、発動時の効果が同じであれば、基本的に同じ効果を発揮します。
伝承者特性の効果とし て、これまで「クリティカルヒット率アップ」、「追加攻撃」、「ダメージ無効」、「相手の攻撃力ダウン」、「相手の防御力ダウン」が実装されています。これらのうち、圧倒的に使いやすいものが「追加攻撃」で、次いで「クリティカルヒット率アップ」でしょう。「ダメージ無効」は無いよりはマシといった感じです。
なお、「相手の攻撃力ダウン」や「相手の防御力ダウン」は「敵の奥義効果を1つ/2つ無効に!」という効果を持つ奥義之書の発動により、効果が消えます。敵が「一定時間、攻撃をそのまま相手に返す!」や「一定時間攻撃が無効!」、「一定時間次の攻撃が無効に!」といった奥義之書を使ってきた場合、これらの奥義の効果を消さずに、発動した伝承者特性を消してしまう場合があります。そのため場合によっては邪魔なこともあるなど、ゲームの仕様上ちょっと問題があるのでは?という伝承者特性となっています。
■伝承者特性の発動確率について
伝承者特性は戦闘中に一定の確率で発動します。 伝承者特性の発動率は伝承者ごとに設定されており、「伝承者の証」を使用して伝承者レベルを上げることにより、発動率を上げることが出来ます。また名言を使用することで一定時間伝承者特性の発動率をアップさせることが出来ます。
各伝承者の伝承者特性の発動率と伝承者レベルによる発動率の変化については、2ちゃんねるに降臨した、とあるお方の手によって解析され、判明しています。その発動率は以下の通りです。名言を使用した場合は名言の強化倍率分(レベルによって異なる)、発動率が向上するようです。
発動ランク | 伝承者レベル | ||||||
1 | 2 | 3 | 4 | 5 | 6 | 7 | |
S | 6.7% (1/15) |
8.3% (1/12) |
10% (1/10) |
11.1% (1/9) |
12.5% (1/8) |
14.3% (1/7) |
16.7% (1/6) |
A | 5.0% (1/20) |
6.3% (1/16) |
7.7% (1/13) |
8.3% (1/12) |
9.1% (1/11) |
10.0% (1/10) |
11.1% (1/9) |
B | 4.0% (1/25) |
5.0% (1/20) |
6.3% (1/16) |
6.7% (1/15) |
7.1% (1/14) |
7.7% (1/13) |
8.3% (1/12) |
C | 3.3% (1/30) |
4.0% (1/25) |
5.0% (1/20) |
5.6% (1/18) |
5.9% (1/17) |
6.3% (1/16) |
6.7% (1/15) |
■クリティカルヒット率アップ
伝承者:ケンシロウ(発動率A)、ラオウ(発動率S)、シン(発動率C)、ウイグル獄長(発動率B)、フドウ(発動率B)、聖帝(発動率A)、ファルコ(発動率B)、ヒョウ(発動率A)、KING軍三人衆(発動率C)
通常攻撃時のクリティカルヒット率がアップする効果を持ちます。
通常のクリティカルヒットと伝承者特性の発動によるクリティカルヒットは別々に判定されているようで、伝承者特性の発動によるクリティカルヒットの場合、その旨表示がされます。通常のクリティカルヒットに上乗せされる形でクリティカルヒットが発生するといった感じです。なお、通常のクリティカルヒットと伝承者特性のクリティカルヒットが同時に発生することはありません。
おそらく、「クリティカルヒット率UP!」の効果を持つ奥義之書との兼ね合いからこのような仕様にしたのだと考えていますが、「クリティカルヒット率UP!」の奥義之書を使用しても、伝承者特性のクリティカルヒット発動率は上昇しないものと思われます。伝承者特性のクリティカルヒット発動率を上昇させるためには名言を使用する必要があります。
全てのプレイヤーが使える伝承者ケンシロウの伝承者特性となっていることからもわかるように、無難な伝承者特性と言えるかと思います。
■追加攻撃
追加攻撃(弱):通常攻撃の20%の追加ダメージ
伝承者:ジャギ(発動率S)
追加攻撃:通常攻撃の35%の追加ダメージ
ケンシロウ・蒼(発動率A)、拳王&黒王号(発動率A)、リュウガ(発動率A)、ハン(発動率A)、レイ(発動率B)、ジャギ・凶(発動率B)、アミバ・狂(発動率B)、アイン(発動率B)、名も無き修羅(発動率B)、ユダ(発動率C)、デビルリバース(発動率C)、KING(発動率C)
追加攻撃(強):通常攻撃の45%の追加ダメージ
レイ・義(発動率A)、トキ・剛(発動率A)、ケンシロウ&黒王号(発動率C)
個人的には、最も使いやすい伝承者特性だと思います。この伝承者特性効果を持つ伝承者はプレイヤー間の人気も高いようです。
タイピングによる通常攻撃時に一定確率で追加攻撃が発生します。追加攻撃でも奥義ゲージが貯まるので、他の伝承者特性を持つ伝承者を使った場合と比較して奥義ゲージの回復速度が早くなります。そのため、死闘伝のボスキャラを使って奥義ゲージの回復を行う場合、スピード面で有利になります。また、追加攻撃のダメージは伝承者により異なりますが20~45%と、通常の(最初の)攻撃より攻撃力が落ちるので、ボスキャラの体力を必要以上に削らずに済むのも利点です。
7回の通常攻撃が可能な真強敵との戦闘では、戦闘終了までに先頭に装備した奥義之書の奥義ゲージがMAXまで回復することもあります。この場合、1回の戦闘中に2回奥義を発動させることが可能となるので、より効率良くダメージを与えることが出来ます。
追加攻撃の発動率と効果は強、中、弱の3段階に分けられているようです。強の場合、「追加攻撃(強)」と表示されていますが、それ以外の場合は表記されません。実は「追加攻撃(弱)」を持つ、伝承者ジャギが登場した直後には「追加攻撃(弱)」と表記があったのですが、「なんだそりゃ」とクレームがついて消されたようです。ちゃんとした根拠があるのなら、わざわざそういうことをしなくても良いと思うのですけどね。
追加攻撃(弱)を持つ伝承者は今のところジャギのみです。ジャギは追加攻撃の威力が低い分、発動率が高く、全ての伝承者の中で、最も奥義ゲージの回復速度が速いという優れた特徴を持ちます。
■ダメージ無効
伝承者:サウザー(発動率S)、リュウケン(発動率S)、天帝ルイ(発動率A)、トキ(発動率B)、ジュウザ(発動率B)、ジャッカル&フォックス(発動率B)、ハート(発動率C)、ジード軍(発動率C)、カーネル&マッド軍曹(発動率C)
一定の確率で相手の攻撃を無効化します。
以前は「ダメージ+特殊効果」の奥義の特殊効果を無効化する効果を持っていたのですが、その後の仕様変更によりダメージのみを無効化し、特殊効果の無効化は出来なくなりました。無いよりはマシなものの、あまり使えない伝承者特性となっています。
■相手の攻撃力ダウン
伝承者: マミヤ(発動率A)、バット(発動率B)、アミバ(発動率C)
一定の確率で相手の攻撃力を25%下げる効果が発動します。相手の攻撃力を下げる効果は、制限時間を持つ特殊効果系の奥義之書を発動した時と同じような発動形式をとり、敵側に「攻撃力ダウン」の効果が付きます。
基本効果時間は20秒間となっており、重ねがけも有効で、通常の特殊効果を持つ奥義之書と同様に3回までとなっています。 また、攻撃力を下げる効果は奥義発動による攻撃に対しても有効です。
現在のゲームの仕様では、自分の攻撃力をいかに上げるかが最も重要なため、あまり役に立たない伝承者特性となっています。また、奥義ゲージ回復のために死闘伝のボスキャラと戦闘している際に発動されると、わざとダメージを受けてゲームオーバーとなるまでに、時間がかかったりもします。逆に、効果発動時は長文キャンセルしやすいという利点もありますが、追加攻撃の伝承者特性を持つ伝承者を使った方がやりやすいでしょう。
■相手の防御力ダウン
伝承者:拳王(発動率B)、コウリュウ(発動率B)
一定の確率で相手の攻撃力を25%下げる効果が発動します。効果発動の形式は「相手の攻撃力ダウン」と基本的に同じです。
ダメージを上げる効果があるものの、強敵戦では敵の防御力がほぼゼロなので、ほとんど役に立ちません。奥義ゲージ回復のために死闘伝のボスキャラと戦闘している際に発動されると、間違って倒してしまう可能性もあります。
強敵戦向けの伝承者特性ではありませんが、もしかすると「決闘伝」で出番があるかもしれません。